56. ボルブドウール 2015年3月25日

  インドネシアで仕事をしていたとき、ボルブドウールを訪れた。1983年7月のことであるから今から32年前のことである。
ボルブドウールはインドネシア中部ジャワの中心都市であるジェグジャカルタの近郊にある巨大な大乗仏教の遺跡である。


 建築資材は黒灰色の安山岩や凝灰岩を切り取って製造された煉瓦様のブロックである。
残念ながら純粋な糖蜜色ではないが、部分的には糖蜜色に見える部分もある。

 回廊には仏教説話に基づいた浮彫彫刻が施されている。


 写真5はその中に手をいれると幸運がやってくると言われている仏塔で、多くの観光客が集まっていた。



 写真6は「アプサラ」の彫像である。
これはアンコールワットの女神と同じである。
アンコールワットの女神よりは少しふくよかなようだ。



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