105. 湯の花  2016年4月27日

  2007年の年末にタイから延岡に戻り、家族と別府に日帰り旅行した。
別府の明礬地獄は「湯の花」の産地である。(写真1)
 ここでは、藁葺きの「湯の花小屋」で湯の花がつくられている。
 

 写真2は湯の花についての説明板で下にその説明文を書き写した。
また湯の花小屋の形状(構造)を図1に示した。


 
 
 湯の花小屋の藁葺き屋根の色は渋い糖蜜色で、実に味わい深い。(写真3)


 小屋の内部を除いてみると「湯の花」が床一面に析出していた。(写真4)
湯の花の主成分はハロトリカイト Al2Fe(SO4)4・22H2O と アルノーゲン Al2(SO4)3・nH2O(n=16から18) であるとのこと。

 

 湯の花は糖蜜というよりサトウキビジュースの色に近い。(写真5)




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