93. 山茶花 2016年1月16日

  山茶花(サザンカ)は花の少ない冬に咲く美しい花である。(写真1)


 生きているときの花は鮮やかなピンクであるが、花びらが地上に落ちると朽ちて糖蜜色に変色していく。(写真2、図1))




 自宅の庭に咲いていた一輪の花をとって、30℃で放置しどのように変色するかを観察してみた。(写真3)


  変色の経過を写真1と図2に示した。
 時間の経過とともにR,G,Bとも低下していく(暗色化していく)が、Bの値がGの値より小さくなり R>G>Bとなったとき明瞭な糖蜜色となる。
 R%、G%,B%の変化をみるとG%はほぼ一定、R%の急上昇、B%の急降下で糖蜜色となる。



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