182.紀伊半島から伊勢湾にぬける空からの風景 2017年10月20日

 宮崎空港からANA便で中部国際空港に飛ぶとき、おおよそ図1のようなルートで紀伊半島から伊勢湾にぬけて知多半島にある中部国際空港に至る。
本年の3月28日と10月11日には飛行機の窓側に座って地上の景色を写真撮影した。
両日とも紀伊半島に入るのは日置川河口付近であったが、伊勢湾にぬけるときは、3月28日は伊勢市から、10月11日は志摩市から鳥羽市あたりであった。




 


 
 
 すべて青色の風景である。海も川も山も青色で、土や市街地、田園などが淡い糖蜜色に見えるだけである。

 図2に各部分のRGBの平均値と色見本を示した。同時にそれぞれの吸収色のRGBと色見本を示した。
 吸収色のR,G,Bは255から反射色のR,G,Bをそれぞれ差し引いて計算される。

 
 海、川、山の反射色は青色であるが吸収色は糖蜜色である。
空から見たこれらの部分は波長の長い光成分が多い糖蜜色を吸収して、波長の短い成分の多い青色を反射している。

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