200.タイのタケノコ 2018年3月1日

 今から26年前(1992年)にタイのプラチーンブーリ県にタケノコの缶詰工場を訪問したことがあった。(写真1)

 そのとき、タケノコが生えているタケ林にも案内してもらったのだが(写真2)、タケノコの生え方は日本のタケノコとはかなり異なっていた、(写真3)
日本のモウソウチクやマダケのように地下茎を伸ばさず、イネやサトウキビの株のように固まって分けつで増える。
通常の日本のタケとは種類が違うのだ。

 

 まだ土の中にあるタケノコを掘り起こすところを見せてもらった。(写真4)
 

 土地の中から掘り出したばかりのタケノコ(A)と加工前ノタケノコ(B)を写真5と写真6に示す
 皮はいずれも糖蜜色をしているが、色の濃さは大きく違う。
 
 
 タケノコAとタケノコBのT値(R+G+B)を比較すると、どの部分においてもA>Bであった。
    


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