256. 枯れゆくトウモロコシ 2018年12月1日

 第238節ではトウモロコシの種子の発芽から生長して収穫するまでの過程について記載した。
本節では実を収穫した後のトウモロコシが枯れてゆく過程についての観察記録を記載する。

 写真1から写真3は緑色の葉が次第に糖蜜色になり、ついには萎れてしまうまでの経過を示した。
萎れた葉は9月30日の台風24号で吹き飛んでしまった。
そこで10月6日には枯葉等を除去し、茎の変化を記録することにした。



 
 

 枯葉を除去したサトウキビの茎は最初は黄緑色をしているがしだいに黄色→黄土色に変化し、最終的には表面に深緑~黒色のカビと見られる
微生物に覆われた。
枯れゆく茎はしっかりと地面に立っているものの、その色はほとんど土の色に溶け込んでいった。
 
 
  

  

 葉色の変化を拡大して写真8に示した。
 

 写真9には茎の下部、中部、上部の変化を示した。
 表面がカビと思われるものに覆われたのは中部、上部が早く、下部は遅かった。
  
  写真10に微生物に覆われた茎を、写真11にその微生物の顕微鏡写真を示した。

  
  

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