270.紅塩 2019年3月7日

写真1のような薄紅色をした紅塩(べにしお)を入手した。
薄紅色は鉄分に由来すると表示されている。



 紅塩と精製塩を水道水を添加して、撹拌と沈降を繰り返し、上澄み液をデカンテーションで分離したときの様子を写真2に示す。
精製塩は最終的にすべての塩が溶解し沈殿物はなくなったが、紅塩の場合は赤褐色をした沈殿物が残った。



 紅塩の沈降物をガスコンロで強熱したときの経過を写真3に示す。



 蒸発物はまさしく赤錆色をしていた。(写真4)
 蒸発乾固物は赤みの強い糖蜜色で水を添加することにより濃い色となった。(写真5)


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