286. 炭ビール 2019年6月15日

 第154節 徐福伝説2では、和歌山県の新宮市を訪れたことを述べた。
徐福公園に行く前日は近くのビジネスホテルに宿泊し、夕食をホテルの近くの居酒屋でとった。

 その居酒屋のメニューには「炭ビール」なるものがあった。(写真1)
紀州備長炭入りの生ビールだという。



 写真2は飲む前のビール、黒ビールのような色をしており泡には小さな炭の粒子が浮いていた。


 なかなか美味しい。
 その色は濃い糖蜜色であった。(写真3)

 もう一つ、なつかしいものを見つけた。
 さんまの丸干しである。(写真4)
 全国的にさんまは生の魚を焼くのであるが、この地方では丸干しにするのだそうである。
 私は三重県出身で和歌山ではないが、近いからなのだろうか子供の頃はさんまの丸干しを普通に食べていたのである。
 従って珍しいというよりなつかしさを感じた。

 その夜は、さんまの丸干しをつまみに炭ビールを飲みながら、徐福伝説に想いをよせていた。


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