347. モミジの若葉 2020年4月16日

 第332節に記したように研究室のモミジは昨年の12月中旬にはすべての葉を落とした。
春が訪れるとそのモミジの枝に葉芽が現れそこから若葉が生長を始めた。
その様子を写真1に示した。




 写真2は葉芽から若葉への展開を拡大して示したものである。
 葉芽は赤みがかった糖蜜色をしているが、この色は若葉に成長を遂げてからも一部分に残っている。
 黄色い円が囲んだ部分がそこである。
 
 黄色い円でかこんだ糖蜜色部分のRGB変化を図1に示す。
 若葉が生長するにつれR値がどんどん減少していくのがわかるだろう。
 それに対してGとB値はほとんど変わらない。
 
 
 図2はモミジ若葉の先端から茎の根本までのRGBを示した物である。
 糖蜜色が残っているのは葉の最先端部分と茎の根本だけで、それ以外はまさしく若葉色の緑であった。
 
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