350.筍の皮色 2020年5月16日

 私設研究室と隣接する城山支援学校のグランドは急斜面になっておりここが竹林になっている。
この斜面は城山支援学校の土地で定期的に伐採が行われているが、竹を切りすぎてしまうと地盤が緩んで崩れてしまう危険性があるので
研究室の極近くだけは許可を得て私が管理している。
 春になるとその竹林に筍が出てくる。(写真1)
竹林のみならず研究室敷地内にも筍がでてくる。(写真2)
年老いた私の母は毎年敷地の筍を楽しみにしており、それを掘っておいしい筍の煮物をつくってくれる。



 

 写真1の筍1は1週間後には写真3-1に示すように大きく生長した。
 何という生長の速さであろうか。もはや筍というより若竹と言った方が良いかもしれない。
 急斜面に降りて下部から切断した。(写真3-2)
 白いロープは作業中の落下防止のため安全帯を止めるために私が設置したものである。

 苦労して急斜面の麓にまでひきづり下ろした若竹が写真4である。


 写真5に筍の皮の写真とRGBを示す。
 RGBを平均した色は灰色であり、糖蜜色とは言えない。
 しかし、写真6に示すように皮の表の模一つ一つは糖蜜色である。





 タイの筍については第200節で、珍しい亀甲竹については第214節に記載したので合わせて見ていただければありがたい。


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