405. タンポポの解体 2021年4月11日

 前節にタンポポの1年間の観察記録を記載したが、1年間経ったところでタンポポを根こそぎ掘り起こした。
タンポポの根は長く、最先端の細い部分は掘りきれなかった。
掘り起こして水で洗浄した後の状態を写真1に示した。



 掘り起こしたタンポポを葉(写真2)、花の茎(写真3)、根(写真4)に解体分離した。

 



 写真5には根を切断したときの状態で、外側、内側、中心のRGBを示した。
 根の外側の色は典型的な糖蜜色である。


 タンポポは、花びらのように見えるものが1つの花である。
 花を1枚1枚数えたら103枚あった。(写真6、写真7)
 


 写真8は花が萎んだ後、種子が成熟していく様子を示した。



 写真9に外来種と在来種の比較を行った。
 サトウキビ畑に生えたタンポポは外来種の特徴を多く備えているものの、花の数が少ないことから在来種と外来種の雑種ではないかと考えられる。


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