452.愛犬ブラウンの思い出 2022年3月20日

 写真1は1968年に三重県一志郡美杉村(現在は津市美杉町)の私の生家の近くの山で私の父とおじさんが
ワラビ採りをしているときの懐かしい風景である。
写真の左端に写っているのが愛犬ブラウンである。
 今は父もおじさんもブラウンももうこの世にはいない。
この付近の現在の様子をGoogle earh で写真2に示した。
もう私の生家はなく、隣の家も空き家になっていると聞いた。
田んぼは国道に変わっている。



 ブラウンが家にやってきたのは私が中学校1年のころだと思う。(1964年の東京オリンピックの年)
近くの家、近くといっても1kmは離れているのだが、そこの母犬が黒、茶、白色の3匹の子犬を生んだ。
私の家にもらってきたのは茶色の雄の子犬だった。
 中学校で英語を習い始めたばかりなので茶色をそのまま英訳してブラウンと名付けた。
休みの日は私はブラウンとともに野山を駆け回ったものだ。
畑に寝転んで空を見上げながら雲が流れるのを見ていたものだ。
その横にはブラウンがいた。
 山で放すとブラウンは夜になって野うさぎを捕まえて帰ってくることもあった。

図1にブラウンの毛色のRGBを示した。
もし今だったら英語のブラウンではなくタイ語でナムタンと命名したと思う。
(ナムタン=砂糖、 シーナクタン=砂糖色=茶色)

 コレクションリストに戻る