506.大貫神社の榊 2022年12月15日

 本節は第482節の続きである。
 10日前の12月5日に大貫神社の秋の大祭が例年通り執り行われた。
 写真1は玉串と榊について説明される宮司さんである。
 (大貫神社の宮司は延岡の春日神社の宮司が兼務されている。)

 図1はちょうど1年前(2021年12月5日)の秋祭りと2022年7月15日の夏祭りでもらった玉串を室内に放置したものを
 今回の新しい玉串と比較して示したものである。
 
  
 写真2には新旧2本の玉串(榊)を水なしの花瓶にさして室内に放置したときの変化を示した。


 
 図2は葉のRGB%の変化を図3は葉のG/R比の変化を示した。
 これによると2021年12月5日の榊は緑色の低下は緩慢であるが、2022年7月15日の低下は急速であることが
 わかった。
 やはり放置した室温が高い場合は緑色から糖蜜色に変化する速度は早くなると言える。
 強い榊と言えど、放置すれば必ず糖蜜色に変化したのである。

   
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