543. 続 スモモの枝切断面の色変化 2023年7月29日

 本節が第479節の続きである。
479節に記載した以後のスモモ切断面の変化を写真1に示した。


 図1に切断面のRGB変化を図2にRGB%の変化を示した。
 切断直後は明るい糖蜜色であった切断面は次第に暗い色となり、BがG値より高くなり暗い紫色となる。
 ただし2022年の11月から12月には一次的にR>G>Bとなり糖蜜色を呈した。
 



 図3には切断直後と19ケ月後の切断面を並べて比較した。
 風雨にさらされ暗色化が起こっている。

 2023年の4月上旬に切断面に糖蜜色の異物を認めた。
 その様子を写真2に示した。
 当初、樹液かと思ったがどうも菌類の可能性の方が高い。
 顕微鏡観察をしなかったことを後悔している。

 2023年度はこのスモモの木になった果実はたった一つだけであった。
 2022年度に実も葉もカナブンに喰いつくされてしまったことが影響しているかもしれない。


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