38.バガスの変色 2014年9月14日

 サトウキビからジュースを絞ったあとの茎の残渣をバガスという。(「ワンダムおじさんの糖蜜色研究」 1.3 製糖工場で糖蜜ができるまで)
 私のサトウキビ畑でできたサトウキビのバガスを一定の場所に置き、どのように変化していくかを写真に記録した。(写真1)


    
  RGB変化を示したのが図1である。
  12月から4月までにバガスの表面は暗色化し、4月以後ほぼ一定のRGB値となった。
  夏になると雑草が繁殖し、9月になるとバガスは完全に雑草に覆い尽くされた。
 
  

 写真2は2013年12月30日と雑草を除去した2014年9月14日の状態を比較したものである。


 バガスの下にはミミズやイモムシなどが生育していた。(写真3)

 

 バガスの上と下をひっくり返したのが写真4である。
 今後はこの状態から、さらにバガスの変化を観察してゆく。



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