126. ミニ樽に入れたホワイトリカ-の蒸発 2017年3月12日

  ホワイトリカーをオーク製のミニ樽に入れておいたら、いつのまにか空っぽになっていたことを98節に記載した。
そこで、ホワイトリカーのミニ樽からの蒸発量を測定してみた。
 写真1に示すようにホワイトリカーを充填したミニ樽をまるごとの重量を測定した。
ミニ樽の重量を差し引いた樽内のホワイトリカーの重量と新たに添加したホワイトリカー累積重量の変化を図1に示した。

 



 図2には累積蒸発量の経過を示した。また日数と蒸発量の関係を時期別に1次近似した。
これらの直線の勾配が1日あたりの蒸発量となる。





 時期別の蒸発速度を図3に比較した。
 夏に最も蒸発速度が大きく、次いで秋、冬という当然の結果となった。
 それにしても、これだけのホワイトリカーが蒸発で失われるとは最初は考えていなかった。




樽出ししたホワイトリカーは琥珀色になっていた。(写真2.写真3)

 
これを濾過してウイスキーの空き瓶に詰めた。(写真4)
風味はまさしくウイスキーであり、ストレートにして良し(写真5)、水割りでも良し(写真6)。
今日から、しばらくはこれが私の晩酌となる。



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