215. 2018年生育サトウキビの刈り取り 2019年2月4日

 写真1に2018年後期のサトウキビの経過を示す。
 刈り取りは2018年12月5日に開始し、2019年1月26日に終了した。
 1月29日に集めていたトラッシュ(ショウトウ部、枯葉)をサトウキビ畑に敷きつめた。



 写真2は区画別の刈り取ったサトウキビの写真である。
 区画D1とH1には昨年刈り取らなかった旧茎が残っていたが、今回はすべて刈り取って廃棄した。


 写真3は刈り取り後に残ったサトウキビの株である。

 表1には区画ごとのサトウキビの収穫本数を示した。

 2018年度は凍結障害とおそらくキツネノエフデ菌糸体の感染により出芽しない区画が多く植えかえを行った。
 図1および図2に示すように植えかえた区画のサトウキビ本数は植え替えなかった区画のサトウキビ本数より顕著に少なかった。


 昨年度はサトウキビが凍結するほどの低温に見舞われ、黒砂糖を固化させるのに大変苦労した。
今年度は図3、図4,図5に示すように一昨年と同程度の暖冬であった。
サトウキビの刈り取り中もさほど寒くなく楽であったし、黒砂糖が固化しないということは皆無であった。


  写真4はトラッシュ置き場の様子である。
  12月中は緑のショウトウ部であるが1月になると緑が少なくなり枯葉色になっている。
  1月29日にトラッシュをサトウキビ畑にリサイクルした。


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