奈良の糖蜜色にも感激したが、伊勢神宮内宮の近くにある「おはらい町通り」も糖蜜色でいっぱいだ。
名物料理のレストラン（写真4)はともかく、銀行（写真1)、郵便局（写真2)、コンビニ（写真3)のしぶさはそうとうなものである。
私が生まれたのは三重県の山奥の山村で、その集落には20戸ほどの家があっただろうか。
年に一度は各家の代表者が集まって伊勢神宮にお参りすることになっていた。
我が家ではいつも祖父がその旅行に参加し、幼かった私の楽しみは祖父が買ってきてくれる伊勢土産であった。
なかでもまさにほっぺたが落ちそうだったのは「赤福餅」であった。
この3月に伊勢神宮を30年ぶりに参拝する機会があったので、外宮、内宮をまわったあとここに来て赤福ぜんざいと赤福餅をたっぷりいただいたというわけである。(写真はすべて2014年3月に撮影）
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