75.栗のイガ 2015年8月23日
「37.栗の実」では2014年9月15日に栗の実が木から落下してから10月1日までの変化について記載した。
今回は、さらに室内に放置した栗の実の変化をイガの色に注目して観察した。
図1に示すように落下直後のイガの色はまだ緑色を帯びているが、放置時間の経過ともに糖蜜色に変わっていった。
RGB値は9月から12月にかけて上昇し、明るい色になっていく。
12月以後はほとんど変化はない。(図2)
2015年6月14日にイガと栗の実を分離し(図3)、イガのみをさらに放置して観察を続けた(図4)。
イガの放置中、RGBおよびRGB%はほとんど変化がなかった。(図5)
6月24日から8月13日までのイガのRGBの平均値を図6に示した。
図7にはトゲのRGB値を示した。トゲにいって明るさは違うものの、いずれも美しい糖蜜色である。
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