111.プレアビヒア寺院 2016年5月20日

 2008年の8月にカンボジアのプレアビヒア寺院に行ったことがある。
タイとカンボジア国境にあり(図1)、寺院周辺の領有権を巡って武力衝突による死者も出ていた。
2013年の11月にオランダ・ハーグ国際指標裁判所の判決により周辺地域はカンボジア領と認定された。
 私が訪れた2008年はちょうど紛争がなかった時期であり、タイ側から入ることができた。

 
  寺院は9世紀末に建造されたもので、アンコールワットより長い歴史をもつと言われており、今は世界遺産に指定されている。(写真1,2)

 
  
  寺院内には写真3のような看板が立ててあり、現在のカンボジアの人々がクメール人としての過去の栄光をいかに大切にしているかを感じた。
 
 絵はがきを売っているクメールの少年少女に出会い、撮影させてもらった。(写真4)
 

 写真5はヒンズー教の天地創造神話の彫刻である、アンコールワットには巨大な彫刻があり、バンコクのスワンナブーム空港には大きなモニュメントが設置されている。


 その門の色は糖蜜色の部分が多かった。石材の酸化鉄の色だと思う。(写真6)


 
 寺院からカンボジア側を望むと、糖蜜色の道が首都プノンペンへと続いていた。(写真7)

 

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