198.高鍋大師 (たかなべだいし) 2018年2月7日
宮崎県児湯郡高鍋町にある持田(もちだ)古墳群のある高台に(写真1)約700体もの石仏がある。
そのユニークさは写真2をご覧いただければ一目瞭然だろう。
これらの石仏は、あまりの古墳盗掘に心を痛めた岩岡保吉(1889-1977)が昭和6年(40歳)の頃、古代人の霊を慰めようと自費をもって造ったものである。
これは今、高鍋大師と呼ばれ 観光名所となっている。
この石仏の顔色のRGBとその色見本を表1にT vs. RGBプロットを図1に示した。
体は白っぽいのに顔が黒っぽいことが、大きな石仏をさらに力強くしている。
古墳の周りには色とりどりの花が咲き(写真3)、近くでは芝桜(写真4)が訪れる人の目を楽しませてくれる。
まさに桃源郷である。
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