234. パパイヤ 2018年8月14日
1984年夏のカネボウ化粧品のCMソングは「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴだね」という軽快な曲であった。
今改めて、その動画をインターネットで見てみると「君は南国の宝石。もぎたてのフルーツよりフレッシュだ。」というナレーションが入っていた。
当時はバナナ以外の熱帯の果物はまだまだ日本では珍しかったと思う。
私も1983年にインドネシアで初めて見るまでは、パパイヤは写真で見たり、話で聞いたりするだけのトロピカルフルーツであった。
写真1はインドネシアのパパイアの木と果実、写真2はタイのそれである。写真3にはパパイヤ農園の様子を示す。
タイではパパイヤはいつでもどこでも食べられる果物である。
家の庭先にもパパイヤの木は良く植えられている。
2011年のタイ大洪水では私が勤務していた工場の隣にあった洋蘭農場も完全に水没してしまった。(写真4)
長い間、根が水に浸かったパパイヤの木は葉が枯れ、倒れてしまった木もあった。
元気なパパイヤの木はよく見るが、このような悲惨な状態の木を見るのは珍しいので撮影した。
写真5は熟れたパパイヤの果肉と種子である。
図1に示すように種子は明らかな糖蜜色、果肉は橙色である。
図2に種子と果肉のT(R+G+B)とR%,G%,B%プロットの比較をした。
R%は果肉が種子よりおおきく、G%とB%は種子が果肉より大きかった。
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