236. マンゴー 2018年8月22日
「君たちキュウイ、パパイヤ、マンゴーだね。」の歌を聴き、マンゴーにつきまだ書いていないことを思い出した。
マンゴーについてはタイで色々な経験があるのでここではその中で3つについて紹介する。
(1)チャチュ-ンサオーのマンゴーフェスティバル
チャチュ-ンサオはタイでは最も有名なマンゴーの産地であり、1989年の4月にそこで開催されたマンゴーフェスティバルに行ったことがある。(写真1)
その日の日記を見てみると、本田美奈子の写真が貼りつけてあった。(写真2)
4月8日に本田美奈子のライブがあり、それを見に行った記念である。
彼女は当時、バンコクの若者にも大いに人気があったが、若くして白血病でなくなったのはまことに残念である。
日記の右下に新聞(バンコクポスト)のマンゴーフェスティバルの紹介記事がはってある。
これを見て4月9日にチャチューンサオに行ったのであった。
出店の商品はマンゴー一色であった。(写真3)
写真4はチャチューンサオのマンゴー農園である。
(2)マンゴー大学
バンコクにあるバーンラック幼稚園財団の佐藤正喜先生はメナムフォーラム学習会を主宰されているタイの日本人社会の有名人である。
私もタイ駐在中はメナムフォーラム学習会に良く参加させていただいていた。
2007年の4月28日んは「マンゴー大学」という名の講演会があった。
講師はチャチューンサオ県でマンゴーを栽培されている篤農家マノップさんであった。(写真5)
マノップさんは品質の良いマンゴーを栽培されタニヤマ サイアム社を通じて日本に輸出されていた。(写真7)
写真6は皮をむいたマンゴーの果肉である。
マンゴーの表皮は緑色であるが、袋かけを行うことによりクロロフィルが減少し黄色になるそうな。
マノップさんが良いマンゴーをつくるために心がけていることは以下のとおりであった。
①自然を大切にする。土壌を保護するために下草は刈らない。蜜蜂を農園に住まわせるなど。
②マンゴーに強制的なことはしない。「サバイサバイ(タイ語で気持ちが良いこと)」が重要。
③マンゴーと話ができるようにすること。
(3)マンゴーの花
私が駐在していたタイの工場の寮には大きなマンゴーの木(Google Earthで確認できるほど大きい)があり、
その木に花が咲き実を付けるまでの様子を毎朝写真に記録した。(写真8)
ほんとうは果実が大きくなるまで記録を続けたかったのが2月18日で終えざるを得なかった。
翌日果実が消えていたからだ。おそらく野鳥に食べられたものと思う。
マンゴーの花は最初は緑、それが黄色に変わり糖蜜色を経て最後には淡い赤紫色になる。
R%はほぼ一定でG%が直線的に低下、B%は直線的に上昇する。
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