241. パパイヤ果実の色変化 2018年9月19日
タイで仕事をしていたとき日本人寮の庭で私はサトウキビの栽培試験をしていて、ほぼ毎日その生育状況を撮影していた。
同じ庭では日本人の食事を作ってくれているタイ人のおばさんがパパイヤやバナナなどを育てていた。
このおばさん、日本料理の腕前はプロ級なのだが、農作物の栽培も一流で、私たちの食卓にはできた作物が並んだ。
写真1の水やりをしているのがその人である。
このとき撮影した写真を見直してみるとサトウキビの後にパパイヤが実を付けているのに気付いた。
写真2にその様子を示した。
4月5日はパパイヤの果実がはっきりと移っているが、5月29日以後はサトウキビの背が伸びてパパイヤは
隠れてしまった。
写真3には果実の色変化を示した。
緑色の実が橙色に変わるとパパイヤは熟したことがわかるので、おばさんが収穫して私たちの食後のデザートとなったのである。
図1にはパパイヤ果実のRGB変化を示した。
G値とB値が日数とともにほぼ直線的に減少、R値は増加する。
R>Gになると、そろそろ収穫の時期が来る。
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