281.庭のクローバー 2019年5月12日
サトウキビ畑の隣の庭にクローバーが群生している。(写真1)
写真2にはそのクローバー群落の経過を示す。
この庭はクローバーと芝生が自然に生えて、それぞれ庭の半分に棲み分けている。
クローバーと芝生のどちらが優勢になるのか確認したかったのだが、まだ勝負はついていない。
芝生は12月から3月の間、緑を失うが枯れてはおらず、4月になるとまた新しい緑の葉が出てくる。
一方クローバーの群落は年間を通じて緑を失うことはない。
写真2では2018年8月13日のみ勢いを無くしたように見えるが、これは高温と水不足によるものである。
この庭には水を撒くことはなく雨水からのみ水は供給されている。
2018年12月11日から1月28日までサトウキビの刈り取りが行われ、トラッシュ除去作業をこの庭で行われたため、芝生もクローバーも
サトウキビのトラッシュで覆われてゆく。
トラッシュをサトウキビ畑に移し替えたのは2019年1月29日である。(研究日誌 第215節)
図1にクローバ群落のRGB変化を図2にRGB%の変化を示した。
RGB%の比率は期間中ほとんど変化がなく、G=40~50%>R=30~35%>B=15~30%である。
3月末になるとクローバーは次々に白い花を付け始める。
花色の変化を写真3に示した。
白い花はしだいに糖蜜色に変化して萎れてゆく。
クローバーの花は実に様々な色に変化する。(写真4)
最終的には写真4の⑤や⑱のように萎れて糖蜜色になる。
図3には枯れて糖蜜色になった花のRGBを示す。
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