285. ブロッコリーの生長 2019年6月1日
文献1によるとブロッコリーは野菜の王様だそうである。
そのブロッコリーの発芽から種をつけるまでの生育過程を記録した。
(写真1)2017年の6月13日に何粒か種を撒いたのだが、正常に発芽して無事に生育したのは1株だけであった。
その1株も11月には虫に食べられて葉がほとんどなくなり、もはやこれまでかと思った。
ところが12月になってから低い気温のなかで新しい葉をだし、何と蕾をつくった。
ブロッコリーはこの蕾と茎が食用になる。
(写真2)2019年の1月末に蕾が開き黄色い花が咲き始めた。2月中旬には満開となり下旬から3月上旬には萎んだ。
(写真3)萎んだ花から種ができると思っていたら、3月中旬から茎がどんどん伸び出し3月下旬にはその先端の蕾から開花した。
2回目の開花である。3月下旬に満開となった。
(写真4) 4月になると花はなくなり緑色の莢ができはじめた。
(写真5) 5月になると緑色の莢が薄紫色を経て糖蜜色に変わった。
5月27日に莢の付いた茎を鋏で切り取って収穫した。
写真6には1回目の開花を写真7には2回目の開花の様子を示した。
図1に莢のRGB変化を図2にRGB%の変化を示した。
最初はG>R>Bであるが、途中でG>R=Bとなり紫味を帯びる、。最後にR>G>Bとなって糖蜜色になった。
写真8は緑色の莢と糖蜜色の莢を分別した様子である。
分別した莢は室内で自然乾燥し、内部の種子を取り出してブロッコリースプラウトを作ってみたい。
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