296. 庭草刈り 2019年8月7日

 第265節「庭草の色変化」では庭草を刈らずに放置し、草が緑色から糖蜜色に変わっていく様子を記載した。
ここでは、夏になった伸びた庭草を鎌で刈って、刈り残した庭草と刈った庭草を集めて放置したときの変化を観察した。
その様子を写真1~写真5に示した。
 刈り残した庭草は再び生長を始め庭は再び緑色の草に覆われた。
一方刈り取って放置した草は枯れて緑色を失っていった。






 表1は庭草と刈草のRGB測定結果とG/R、B/R、B/Gの計算結果を示した。
 またG/R,B/R,B/Gの経過をそれぞれ図1,図2,図3に示した。
 
  G/Rは庭草が上昇、刈草は低下しあるところで一定となる。
  B/Rは庭草、刈草とも低下していく。
  B/Gは庭草が低下、刈草は上昇しあるところで一定となる。
 
 
  簡単に言ってしまえば庭草は生きて再度生長するが、刈草は死んで枯れゆくのみである。
  これは極めて当たり前のことである。
  しかし、根が土に残っているか、そうでないかだけで一方は生き、一方は死ぬということに私は不思議を感じるのである。

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