368. 若竹切株の変化 2020年8月8日

 筍は切らなければどんどん生長して若竹となる。
しかし、まさに若竹になりつつある筍を切断したら写真1に示すように切株は3ヶ月で枯れて倒れてしまった。



 写真2,3,4は若竹の切株を上部から毎日撮影したものである。
 今回の観察でわかったことは最初きれいな円状の開口部をもった切株は最後には閉じてしまうということであった。
 竹の周りの組織は微生物に食べられて薄くなっていき、それが割れたシート上になり、開口部を覆ってしまうのである。



 

 

 図1に写真から推定した開口度の変化を示した。
 6月中旬からほぼ直線的に開口度が減少し7月下旬には完全に閉じてしまった。
 閉じた切株上部は糖蜜色となった。

   

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