375. クローバーと芝生の競争2 2020年9月22日
本節は第327節の続きである。
サトウキビ畑の横にある庭ではクローバーと芝生が生息域を広げるべく競争をしている。
2019年11月の時点では芝生がクローバーより優性であった。
2019年12月よりサトウキビの刈り取りが始まりサトウキビのトラッシュをこの庭においた。
すなわちクローバーも芝生もサトウキビトラッシュに覆われた。
トラッシュの覆いをとったのは2020年2月20日であった。(以上 写真1)
トラッシュの覆いをとってからクローバーも芝生も緑色になり、6月にはクローバーの花が咲いた。
しかし、昨年や一昨年に比較するとクローバーの棲息範囲は小さく、芝生が優性であった。(以上 写真2)
8月になると芝生が圧倒的に優位となり、9月にはクローバーはほとんど見られなくなった。(写真3)
芝生がクローバーとの競争に勝った原因は冬のサトウキビトラッシュで覆われたことによると考えられる。
トラッシュの覆いをとった直後はクローバーはモヤシのような状態であった。
一方で芝生は僅かに緑を保っていた。(写真4)
写真5に同時期の自然のままのクローバーと芝生の状態を示した。
寒さに強いクローバーは完全に緑を保っているのに対し、寒さに弱い芝生は完全に緑を失っている。
クローバーは生育が可能な冬にトラッシュの覆いで日光を遮られ生育できなかった。
芝生はトラッシュの覆いで温度の低下が抑制され、ある程度緑を保つことができたのである。
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