422.冬至から夏至までの日の出 2021年7月22日
第388節で冬至までの日の出について記載した。 本節では冬至から夏至までの日の出について記録した。
図1に日の出の位置変化を示した。
冬至には南よりに出ていた太陽が、東方向に戻り、春分からは北よりに変わっていった。
3月中旬までは母屋の2階から撮影していたが、太陽が北に向かうにつれ人家や林の障害物で撮影できなくたったため、それ以後は研究室の2階から撮影した。
写真1は夏至から春分へ遡ったときの詳細な日の出画像である。
4月18日以後樹木の枝が映り込んでいるが、この樹木はネムノキでスズメバチの巣があったものである。
写真1は春分から冬至へ遡った日の出画像である。
2021年の春分は3月20日であったが、曇り空で日の出を見ることはできなかった。
2月10日から3月11日の目印は旭化成の煙突である。
1月から2月27日の目印は高圧送電線の鉄塔である。
旭化成の煙突と登る太陽については第379節でも記載したが、2021年3月3日に登る太陽が煙突と交差する瞬間をとらえることができた。(写真3)
写真3の太陽上部の印を付けた点のRGBと白色度(T値/(255*3))の変化を図2と図3に示した。
日の出後経過時間とともに太陽近くの空の白色度は直線的に上昇する。
6月は梅雨で夏至の日の出が見れるかどうか心配したが、幸いにもこの朝は見事な日の出を撮影することができた。(写真4)
美しい日の出が見れると、その日は楽しくなるような気がする。
しかし、曇りや雨だと当然見ることはできない。
また陸上は晴れていても太平洋に厚い雲がかかっていると太陽は姿を現さない。
その雲の様子もまた美しい。(写真5,6)
写真6の6月14日は煙突の下の方まで雲がかかっている。
豪雨の時には煙突はまったく見えなくなる。
6月22日の曇は爽やかである。
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