599. (続)ミカンの枝切断面の色変化 2024年9月14日
本節は第483節の続きである。
ミカンの枝を切断してから3年10ヶ月が経過した。
切断直後と3年10ヶ月経過後の画像を写真1で比較した。
最初きれいだった切断面には多くの亀裂が入り、黒ずみ、表皮は剥がれ、キノコが生えている。
このキノコはツノマタタケである。(写真2)
幹には多くのスエヒロタケが生え、別の切断面には名称不明のキノコは生えていた。(写真3)
このミカンの木はもう枯れ行く段階に入っており、もう一度生き返ることはないだろう。
写真4は約1ケ月ごとの切断面の経過である。
写真5は2022年7月1日以後の約1週間ごとの切断面の経過である。
切断面表面の黒色物質をセロテープに吸着させて、顕微鏡観察をしたのが写真6である。
おそらくカビの胞子ではないかと思われる。
顕微鏡下で強い透過光をあてると糖蜜色であった。
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