605. ランタナの花壇 2024年10月21日
写真1の小屋は昨年亡くなった私の母が畑仕事の休憩所として使っていたものだ。
この小屋も年月がたちもうボロボロになってきたので撤去し、写真2のサンルームを母のために設置した。
残念ながら母は新しいサンルームに一度も入ることなくあの世に旅立ってしまった。
写真3は古い小屋を撤去した跡地である。
私はここにランタナを植え、ランタナの花壇にしようと考えた。
写真4は現在の姿である。
ランタナは極めて繁殖力の強い植物であり、サトウキビとローズマリーを植えている花壇に広がってきた。
そこで、それらのランタナを根から抜取りこれを小屋跡地に移植した。(写真5)
土の上に生えているランタナは根から引き抜けるのだが、石垣や塀の隙間に生えている根は引き抜けない。
これらのランタナはハサミで切り取ってその茎を移植した。(写真6)
実は ランタナの葉を摘み取ったり(第496節、515節)、光を遮断したり(503節)してみたのだが、しばらくするとまた新しい葉を出し花を
つける。
写真7にランタナを移植した花壇の1ヶ月毎の経過を示した。
新しい葉が出てくるのは翌年の4月であり、夏に急成長し8月下旬には花をつけた。
写真8は毎日の花壇の経過である。
写真8より花壇の緑色占有率を目視で推定し、その経過を示したのが図1である。
緑色占有率にはランタナの緑葉だけでなく雑草の緑も含まれているので、除草をすると一旦占有率が低下する。
緑色占有率は冬の間はほぼ0%であるが、4月から上昇を開始し9月には100%となった。
写真9は花壇に咲いた美しいランタナの花と実である。
ランタナは他の植物の邪魔をすることなく。この花壇で思う存分生きて欲しい。
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