13.世界の含蜜糖 2014年3月23日

  砂糖には糖蜜を分離していない含蜜糖と糖蜜を分離した分蜜糖がある。黒糖は含蜜糖であり、白砂糖は分蜜糖である。
本研究所の目的は「①糖蜜色の地球上における存在意義を考察すること。②糖蜜色素成分の有効利用について研究すること。」であるから糖蜜色の含蜜糖が重要である。
 含蜜糖には種々の保健効果があることは著書のエピローグで述べた。そのとき参考にした文献のひとつに以下の文献があった。

 Walter, R, Jaffe. “Health effects of non-centrifugal sugar (NCS): A review”. Sugar Tech. 2012, vol. 14(2), p. 87-94.

 今後、この文献にそって含蜜糖の保健効果にはどのようなものが知られているかを紹介していきたいと思う。
その前に含蜜糖は世界各国でどのような名称で呼ばれているかをまとめた。
 分類法はこの文献のTable1 Names of Non-centrifugal Sugar (NCS) をそのまま用いた。
画像はインターネット上から入手し、入手先のURLを表に示した。

表1. アジアの含蜜糖


表2. ラテンアメリカの含蜜糖


表3. アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの含蜜糖


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