62. MSG-グルコース反応に及ぼすアミノグアニジンの影響 その2 2015年7月4日
本節は第59節の続きである。
第59節と同じ方法でアミノグアニジン(AG)濃度を変えて60℃、48hrの反応を行った。
その結果AG濃度0%~0.67%で、AG濃度の増加とともに可視部のODが減少することが確認された。
AG濃度0.1%では0.67%以上の可視部ODの減少は起こらなかった。
一方、280nm以下のODはAG濃度の増加とともに増加した。
AG濃度と可視部ODの減少に濃度依存性があることから、この系でのメイラード反応阻害物質の評価を実施することが可能であると考える。
以下、得られたデータを図表にして示した。
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