67. 放置したショウトウ部の変化 2015年8月30日
昨年の12月末から今年の2月にかけて刈り取ったサトウキビのショウトウ部を放置して経時的に写真撮影をした。(写真1,2,3)
図1はそのRGB値、T値およびRGB%の変化である。
刈り取り直後はG値が高いが、放置するとすぐに減少し、R>G>Bのいわゆる糖蜜色となる。
刈り取り終了後2ヶ月間でRGBともに上昇し、その後はほぼ一定となった。
図2はRGBの月間平均と平均値のRGBを示したものである。
緑色を失い淡い糖蜜色となっていく過程が良く分かる。
放置したショウトウ部は変色と同時にその嵩も大きく減少していく。(写真4)
生物が死に、土に戻っていく過程である。
研究日誌の最初のページに戻る