113.成熟したサトウキビの根本 2016年12月3日

 11月下旬になるとサトウキビは成熟してくる。
 サトウキビショウトウ部の葉はまだまだ緑色だが(写真1)、根本はすっかり枯草色である。
 
 

 11月20日にサトウキビ畑の各区画の茎本数を数え、根本の写真を撮影した。
 図1は区画の配置図、図2は各区画の成熟した茎の本数である。

 
 
 成熟茎の本数は北側から南側に向かって増加していた。
 東と西方向ではサトウキビ畑の端が多く、中央部は少なくなっていた。


 写真2から写真9に根本の状態を示した。
 







  枯草色の根本に緑色の新芽が出ている区画がある。
 その区画の分布を図3に示した。
 南北の軸を見ると明らかに、サトウキビ畑の端の区画で新芽が出ており、中央部は出ていない。
 おそらく光があたるほど新芽が出やすいのだと思う。
 しかし、秋にでた新芽の大部分は冬のあいだに枯れてしまって、春がきても大きく成長することはない。
 春になってから出た新芽がスクスクと成長する。
 


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