276.第3サトウキビ畑の経過7  2020年2月8日

 本節は第270節の続きである。
 第3サトウキビ畑のサンプリングを2020年2月3日に行い、写真1にサンプリング株の位置、写真2に採取後のサンプリング株を示す。


 写真3は茎ごとに分離した茎と葉の分離の状態を示す。

 写真4は分離した根の状態である。

 写真5は新しく出たいた芽の状態である。

 表1は各部位の重量測定結果の一覧である。

 

 図1は茎別の緑葉と枯葉の重量分布である。
 枯葉の重量は緑葉に対し著しく低い。

 ①茎1本あたりの緑葉重量は8月、9月をピークに低下した。枯葉の重量は10月をピークに低下している。これは枯葉が落ちるためである。(図2)
 ②茎1本あたりの茎重量はバラツキはあるものの9月以後はあまり変わらないとみるべきである。根」の重量は9月をピークに僅かに低下しつつある。(図3)
 ③茎1本あたりの総重量は9月からやや低下傾向にある。(図4)
 ④各部位の重量比率の変化は以下のとおりである。(図5)
 *緑葉比率は低下。
 *枯葉は10月がピーク。
 *葉鞘は7月以後ほぼ変わらない。
 *茎は10月以後ほぼ変わらない。
 *根は8月以後低下。
 *新芽が11月以後増加。

 
 

 ⑤緑葉1枚あたりの平均重量は11月をピークにして低下。(図6)
 ⑥茎1本あたりの平均緑葉枚数は減少。(図7)

 

 この期間の第3サトウキビ畑の経過を写真6に示す。

  芽の生長を測定した株のその後の生育経過を写真7に示す。

 


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