289. 2020年度の第2サトウキビ畑の出芽 2020年5月4日
2020年度の第2サトウキビ畑の出芽状況について述べる。
写真1は刈り取り終了後の畑全体の経過である。
写真2は2020年5月2日の出芽状況であり、出芽本数を表1に示した。
本年度はこの時点ですべての区画が発芽した。暖冬の影響であると考えられる。
表2は年度別の区画ごとの出芽本数をまとめたものである。
畑全体の総出芽本数を図1に比較した。
2020年度の出芽本数は圧倒的に多い。
出芽本数が5本未満の区画数を図2に比較した。
2020年度はわずか1区画しかない。
2018年度は冬の冷え込みが激しく47区画もあった。全体の実に76%もある。
収穫本数と出芽本数には図3に示すような正の相関が認められた。
本年度は出芽した葉色が緑だけでなく赤紫色をしたものが多かった。(写真3,図4)
葉が赤紫色になる現象は出芽した葉のみならず、刈り取らずに冬を越したサトウキビにも起こっている。
赤紫色の葉については別の節で取り扱うことにしたい。
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