319. 第3サトウキビ畑の経過 14 2020年11月7日
本節は第312節の続きである。
写真1に畑全体の中のサンプリング株、写真2に採取前、写真3に採取後のサンプリング株を示した。
写真4には根を除去した後の親株と蘖(ひこばえ)を分離した状態を示した。
写真5は茎と葉を分離したときの状態を示した。
写真6に分離した根を写真7は蘖を写真8は側枝を示した。
各部位の重量測定結果を表1と表2に示した。
図1には茎別の葉の重量分布を示した。
茎1本あたりの各部位の重量変化は以下のとおりである。
①緑葉は少ないまま、枯葉はやや増加、葉鞘は変化なし。(図2)
②茎は10月度増加したが。個体差かもしれない。(図3)
③根は増加傾向にある。(図3)
④総重量の増加は停止した。蘖と側枝の生長も止まったものと考えられる。(図4)
各部位の重量比率の変化を図5に示した。
①緑葉、枯葉、葉鞘は限りなく0に近い。
②10月度は茎の比率が増加した。前述のように個体差の可能性が大きい。
③根の比率は10%程度である。
④蘖は先月より減少し40%である。
⑤側枝が先月と同じ10%である。
緑葉1枚あたりの平均重量は先月と同じ2gである。(図6)
茎1本あたりの緑葉枚数も先月とほぼ同じであった。(図7)
写真9に第3サトウキビ畑全体の経過を、写真10,11,12に芽の生長を測定した株の経過を示した。
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