421. 2022年生育サトウキビの搾汁と生ジュースの加熱 2023年2月25日

 前節で切断・洗浄したサトウキビの茎の搾汁を行い、得られた生ジュースを加熱した。
 生ジュースの加熱は沸騰後5分までは強く撹拌し浮遊する灰汁を均一に懸濁せた、
 その後撹拌を停止してさらに5分沸騰させた。
 その状況を写真1に示した。


 搾汁時のバッチ毎の重量バランスを表1に示し、年度ごとの重量バランスを表2に示した。
 今年度は洗浄茎量が少なかったためか、重量ロスが例年の2倍以上あった。
 図1に示すように生ジュースの重量比率は昨年と変わらず、バガスの重量比率が低下した。



 図2に生ジュースのBrixを昨年度と今年度で比較した。
 Brixは今年度が昨年度より若干高かった。
 すなわち、今年度は茎の収穫重量は大きく減少したものの、糖濃度は問題ないと言える。

              

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