423. 2022年生育サトウキビの灰汁沈澱の回収 2023年2月25日
前節でサイホン分離して得た重液を沪過して沪液と沪過残渣を回収した。
その様子を写真1に示した。
表1に重液沪過のマスバランスを図1にバッチごとの残渣/重液比率を図2に残渣/加熱ジュース比率を示した。
図3に沈降分離の軽液比に対し、沪過残渣/重液比率をプロットした。
沈降分離の軽液比が大きいほど、すなわち分離性が良いほど沪過残渣/重液比率は高くなる。
これは分離性が上がると重液に移行する軽液が減少するので当然のことである。
重液沪過の効率を良くするためには、沈降分離性を良くしなければならない。
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