445.日の出前の空色と日本人女性の皮膚色 2022年1月3日

 写真1は昨年の冬至の日の、日の出前の空色変化である。
日の出が近づくにつれて地と空の境界付近の空色が刻々と明るく赤みを帯びていく。


 境界部分の画像変化とRGBの変化を示したのが図1と図2である。
 私は以前、夜明けの空色が日本人女性の皮膚色に似た色を呈することを述べた。
 (ワンダムおじさんの糖蜜色研究4.4 君は太陽族?(太陽の色に近い皮膚色と遠い皮膚色)page 184)
 また研究日誌第27節28節29節には日本人女性(モンゴロイド)、中国人女性(モンゴロイド)、アメリカ人女性(コーカソイドおよびニグロイド)、アフリカ人女性(ニグロイド)の平均的な
 皮膚色について論じた。
 これによれば各人種の平均皮膚色RGBは以下のとおりである。
 アフリカ人女性(ニグロイド)=142,93,71
 日本人女性(モンゴロイド)=200,159,120
 中国人女性(モンゴロイド)=231,193,156
 アメリカ人女性(コーカソイド)=233,201,165
 これらの人種の色見本を図1に示したところ、どの人種の女性の皮膚色も夜明け前の空色に似る時間帯があることがわかった。
 なかでも日本人女性の皮膚色に似た空色を示す時間帯は他の人種に比較し長かった。

 

 同じモンゴロイドでも中国人女性の皮膚色は日本人女性のそれよりも明るい。
この理由については研究日誌第60節で仮説を提示した。
 私は毎日、日の出の空を眺めては皮膚色について何かのインスピレーションが得られないかを考えている。

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