372. 回収したバガスのサンプリングと風乾 2021年12月5日

 第371節で回収したバガス置き場ぼバガスは写真1のようにブル-シート上に置いた。




 回収バガスはビニール袋へサンプリング後、その一部をプラスチック容器へ入れて室内で風乾した。
 重量が一定となった風乾バガスは破砕した。
 その様子を写真2に示した。


 風乾途中でサンプルの中には雑草が芽生えたものがあった。
 その様子を写真3に示した。
 最終的には風乾終了時には芽生えは枯れてしまった。


 図1に風乾時の残存重量変化と相対残存重量変化を示した。


 図2に風乾時の水分蒸発速度の変化を示した。
 水分蒸発速度が0となった時点を風乾終了時とした。



 図3に推定相対深さと所要風乾日数の関係を示した。
 風乾に日数を要したのはバガス層の中間(相対深さ50%)であった。
 図4に推定相対深さと最終相対残存重量(乾燥固形分に相当する)の関係をシエm下。
 相対深さ80%までは残存重量は20%以下(水分80%以上)であったが、相対深さが80%を超えると残存重量は急上昇し100%では50%近くとなった。
 最深部では外観も土のように見える。
 図5に推定深さと雑草の芽生えが維持できていた日数の関係を示した。
 推定相対深さ80%以上で芽生えが確実におこり、また60-70%で特異的に寿命の長い芽生えが観察された。


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