521. 落葉集め2 2023年4月6日
本節は第460節の続きである。
母屋の庭木から道路に落下する落葉(写真1)を集め、毎日の集め回数を表1に記録した。
写真2は代表的な落葉の画像である。
図1には10日毎の落葉集め回数の変化を示した。
落葉集め回数が最も多くなるのは3月中旬から4月中旬である。
これは新芽が出る前に古い葉を捨てているからである。
ついで回数が多いのは11月中旬から12月下旬にかけてであった。
気温の低下とともに葉の光合成能力は低下するので、そのような不要な葉を捨てるためと考えられる。
光合成が盛んになる5月から10月には落葉集め回数は極めて少なくなる。
また1月から2月の真冬も回数は少なかった。
図2は代表落葉のG/Rの変化である。
この比率が高いほど落葉は緑色が強いことを示している。
母屋の植木はほとんどが常緑樹なので落ちた直後の落葉の色もたいていは緑である。
ただ8月下旬、10月中旬、11月中旬~下旬、 12月中旬、2月中旬には落ちた直後から緑色を失っている
葉が見られた。
図3は落葉集め回数に対する落葉集め期間の頻度である。
図4は落葉集め回数に対する代表的落葉の平均G/Rの関係である。
落葉集め回数と落葉のG/Rには相関は認められなかった。
道に落ちる葉の主原因であるミカンの木と名称不明樹木(いずれも常緑広葉樹)を2023年4月1日に伐採した。
その様子を写真3に示した。
これから当分の間は道の落葉集め回数は減少するはずである。
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