633. キオビエダシャク 2025年8月19日

 今年の夏 キオビエダシャクという蛾が延岡市内で大発生しイヌマキ等の葉を食い荒らしている。
この蛾が縦横無尽に飛び交っているのを見たのは今年が初めてであった。
 人を恐れず、近くまでものすごい早さで飛んでくる。
 人に害はないそうだが、うるさくてしかたがない。
 飛んでいるところを写真にとっても動きが速すぎて、ぼけた画像しか撮れなかった。

 一方、キオビシャクはあちこちで交尾している。
 写真1はサトウキビの葉にとまって交尾しているところである。
 このときは動かないので鮮明な写真が撮れた。


 写真2と図1は成虫の体色RGBである。
 黒い背景と明るい黄色の帯模様は「私は危険ですよ」と宣言しているようだ。

 去年も今年も異常な暑さだったので、もともと南方にいたキオビダシャクが延岡にもやってきたのだろう。

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