634. ソテツの双子の雄花 2025年8月23日

 第607節でソテツの若葉が「クロマダラソテツシジミ」の幼虫に食べられていることを述べた。
 ソテツの葉はかなりの損傷を受けたもののソテツは枯れることなく冬を越し、何と2025年6月24日に双子の雄花が出ていることを見つけた。(写真1)
 ソテツの花が咲くのは10年に一度くらいと言われているが、我が家のソテツは頻繁に花を咲かせている。
 特に今回は双子である。


 写真2,3,4に双子の雄花の生長経過を示した。



  雄花が成熟を終え、枯れるころになると2つの兄弟雄花は寄り添うようになってきた。
  私はこの様子に胸を打たれた。
  寄り添うようにいて命を終える双子の雄花であった。

 図1は雄花の色変化、図2はそのRGB変化である。
  

 
 雄花の色が糖蜜色になるのはもっとも生長し長くなった時期であった。

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