133.サトウキビ芽生え時の施肥 2017年5月9日
刈り取ったサトウキビの株から新しい芽が出てくる頃、私は1回目の施肥を行ってる。
肥料が写真1に示すグルタミン酸入りのチッソ:リン酸:カリ=8:8:8のものである。
このときの芽生えの状況を写真2に示した。
表1には刈り取り前の成熟茎本数(113.成熟したサトウキビの根本)、表2にはこのたび測定した出芽本数を示した。
刈り取り前の成熟茎本数と出芽本数には図1のような正の相関が認められた。
相関関係はグループXとYに分類された。
グループYはグループXより刈り取り前の成熟茎本数が多い。
成熟茎本数が多い順に上位7プロットをXとYで比較すると、Yは芽生えの本数は少ないものの芽生え一つ一つの大きさが
Xより大きい傾向にあった。
このサトウキビ畑に苗を植えてから、4年が経過した。(9.新サトウキビ畑のサトウキビ生育記録)
そろそろ芽が出なくなる株がでてきたようだ。
6月中旬まで出芽の観察を続け、そのときまでに芽が出ない場合は新しい苗に植え替える予定である。
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