135. 出芽しなかったサトウキビ 2017年6月17日
133節の続きである。
2016年5月2日以後のサトウキビの芽生え状態を6月9日まで観察した。
その画像を写真1,写真2,写真3に示す。
出芽本数の記録を表1に示す。
出芽しなかった区画数は最終的に5区画となった。(図1)
6月9日における出芽数と昨年の成熟茎本数は図2に示すようにグループごとに正の相関が認められた。
各区画をR,X,Y,Zの4つのグループに分類したのが表2である。
図2.の直線の勾配を図3に示す。
この勾配は成熟茎本数1本あたりの出芽本数に相当する。
出芽しなかった区画および勾配(成熟茎本数1本あたりの出芽本数)の分布を表3に示す。
出芽しなかった区画および勾配の小さい区画は北西側に分布していることがわかる。
出芽しなかった区画には側枝のある茎を採取し(写真4)、移植した(写真5)。
その生育経過を観察していく。
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