144.AGEs研究者 2017年8月11日

 AGEs(Advanced Glycation End-products:終末糖化産物)について「ワンダムおじさんの糖蜜色研究:6.2 生体内メイラード反応が寿命を縮める」で述べた。
AGEsは多くの慢性疾患に影響を与えており、老化原因物質の一つである。
 2013年1月に「AGEsと老化」が発行されたが、(図1)この本は専門性の高い記述が多く、私の知識では理解できないところが多々あった。



 その後2014年6月に「アンチエイジングのための100の質問」(図2)が発行された。
 これは前著の内容を各分野の専門家がQ&Aの形でわかりやすく解説したものである。
 わかりやすいといっても、まだまだわからないところが多く、依然勉強中である。



 この本の執筆者は日本におけるAGEsの研究者であり、この本のテーマと執筆者を見れば、どのようなテーマについてどの研究機関で、誰が研究されているかを知ることができる。

ここでは、「アンチエイジングのための100の質問」から研究機関、AGEs関連テーマ、専門家(著者)、用語説明を一覧表にしてみた。
 表中AGEs関連テーマの先頭についている番号は本書の質問番号である。
 用語説明の内容はインターネット情報(特にWikipedia)および本書内の記述を引用または参考にしたものである。

①テーマ数が34件と最も多いのは、本書の編集をされた山岸教授が在籍される久留米大学であった。

②テーマ数5件、著者数9名は東北大学であった。
 
③著者6名は大阪市立大学、東京慈恵医科大学、福岡県立医科大学であった。
 
④著者5名は金沢医科大学と東京女子医科大学であった。
 
⑤著者4名は以下の6つの研究機関であった。
 
⑥著者2名は以下の16の研究機関であった。
 
⑦著者1名は表29の27の研究機関であった。
 
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