179.ローズマリーとラベンダー 2018年6月17日
(1)はじめに
2016年の8月にローズマリーとラベンダーの苗それぞれ6種(写真1)を購入し自宅の花壇に移植し、その生育状態を観察した。
(2)ローズマリーの生育(写真2,3,4,5)
コリンガムイングラム、サドバリーブルおよびサンタバーバラは順調に生育したが、ナンシーハワードとマッコネルズブルーは2017年8月21日の写真では認識できなかった。(写真4)
またマジョルカピンクは2017年11月26日の写真で認識できなかった。(写真4)
2018年6月14日に根本を探ってみたところ、ナンシーハワードは小さく生育していた。大きく生育したサドバリーブルの陰に隠れて見えなかったようだ。
マジョルカピンクとマッコネルズブルーは根本がどうしても見つからず、途中で枯れたと考えられる。(写真5)
(3)ラベンダーの生育(写真6,7,8,9)
ヘルムスデールト、フォーボストームは2016年10月11日までに枯れてしまった。
それ以外の株は順調に生育した。
(4)2018年6月14日の生育状態
移植後1年10ヶ月経過した生育状況を写真10にし示す。
ローズマリーの中では①サドバリーブルと②サンタバーバラが旺盛に生育した。
ラベンダーの中では①ランビケンス、アラビアンナイト、スコティッシュコテージが旺盛に生育した。
(5)ローズマリーとラベンダーの花
ローズマリーはちらほらとしか花をつけず、ラベンダーはたくさんの花をつけた。
ラベンダーのスコティッシュコテージは2017年は花をつけず2018年になて花をつけた。
図1に示すようにローズマリーの花の色はR<G<Bで青色である。
一方ラベンダーの花の色はR>G<B、 R<Bで青紫色である。
(5)おわりに
ローズマリーとラベンダーを植えた花壇で草取りをしていると、さわやかな芳香が漂い、その芳香はしばらくの間衣服にもついており、大変気分の良いものである。
文献1によると昼間にローズマリーの芳香を嗅ぎ、夜間にラベンダーの芳香を嗅ぐとアルツハイマー病の改善が認められたとのことである。
今後、生育したローズマリーとラベンダーからエキスを抽出し、総ポリフェノールの分析と、MSG-グルコース系メイラード反応の抑制作用を測定したいと考えている。
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